
夏の小屋裏の温度レポート
2016年09月13日小屋裏の温度が気になるのは、2階の部屋が小屋裏の温度が高くなる事により、2階の部屋の温度が高くなるという事です。
エアコンを使用しても、なかなか部屋の温度が下がらいという事を経験した事がありませんか?
事務所兼展示場の小屋裏に「おんどとり」と言う測定器を取り付けました。
事務所兼展示場は建ててから約18年前の建物ですので高耐久・高気密・高断熱が言われた頃の建物です。
その頃から、耐震性能も結構気になるところで、HPパネル工法と言うで建てました。
簡単に言うと、在来工法に、2バイ4の良さを取り入れた工法でした。
耐力壁の外に断熱材があり、今で言うと外断熱工法なのです。
だけど、天井の方は普通のグラスウールの断熱材でした。
今年の夏は、例年よりも熱いような気がしましたので小屋裏に「おんどとり」を設置しました。結果は下記グラフの通りです。
8月の1か月分
8月の得に熱い部分をピックアップしました。赤い線が温度線です、黄色線は湿度の%になります。
この建物ですと小屋裏の温度は、50度を越えていました。
写真では解りにくいのですが棟換気付けています。
内側の小屋裏の風景
後から、ポリスチレンフォーム(断熱材)を施工しましたが、断熱材の面に隙間ができ、中途半端な施工では、良い結果が得られませんでした。
この小屋裏の温度を下げる為に小屋裏喚気も付けました、棟の一番温度が高い所の熱い空気を外に出す機械です。
運転中は5℃から3℃位下がりますが、結果は今一つでした。